あらすじ
主人公「ロザリン・イドリス・アペルデン」は、現皇帝と血を分けた兄妹であり絶大な影響力を誇る大公の地位についていた。 ところが彼女はドレスや貴族令嬢たちとのお茶会よりも、むさ苦しい騎士たちといる時間を好む性格だった。 ある日、ロザリンは親しい知人に美しい獣人の奴隷をプレゼントされる。 彼女は獣人を「フェンリル」と名付け、そばに置いておくことに…。 幼い頃に奴隷としてひどい扱いを受けたせいで警戒心の強いフェンリルだったが、自分を一人の人間として接してくれるロザリンにだんだんと心を開いていく。 いつしか彼女を生涯の伴侶として意識し始めるのだが…。